夢の中で夢中

「夢の中で夢中 」

大きなビルの裏口から出ようとしていた。 しかし誰かが、「裏口は、ぬかるんでいるので、ぬかるみにヒールが食い込むと大変だから、みんな表から出た方がいいよ」 と教えてくれたので、結局、表口から出た。 私はスポーツマンだから、特に苦になるものはなかったが、いちおう、従うことにした。 歩いている途中に、母を裏口に待たせていることに気づき 慌てて裏口に向かった。スポーツマンですから、。 裏口に着くと、まだ母がいて待ってくれていた。 「おかあさんここぬかるみがひどいから表から出たほうがええよ」 と、私は母に声をかけていた。 そういう私は、わざわざ表から回ってぬかるみを通って裏口まで来てい るではないか。 しかし私にぬかるみを通ったという記憶はなかった。 無意識で裏口までたどりついたようだった。 足元を見ると、泥だらけだった。 夢中で歩いていたので気づかなかったのだろうか?

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